卒業後、たった4か月で介護認定となった地域在住高齢者の方々!

みなさん、こんにちは。

リハビリセンターきずなの理学療法士の梅尾です。

令和2~4年度に短期集中(通所サービスC)を卒業された地域在住高齢者を調査し、

「生活のひろがり」と「歩くチカラ」が介護認定の決めてとなることが明らかになったので、

ご紹介致します。

以下の画像データは、調査資料の一部を抜粋しております。

簡単に「生活のひろがり」と「歩くチカラ」についてご説明いたします。

「生活のひろがり」とは、生活の範囲や活動の頻度を評価するものです。

カットオフという指標で簡単に述べれば、56点未満が「生活のひろがり」に問題があると言える値です。

(生活範囲の狭小化と活動頻度が低いということになります。)

次に、「歩くチカラ」ですが、文字通り歩く能力を表す評価です。

カットオフを用いて述べると、12秒以上が「歩くチカラ」に問題がある言える値です。

(12秒以上かかる人たちは歩くのが大変で、さらに転倒しやすいといえます。健常高齢者の理想は9秒未満です。)

これらの「生活のひろがり」と「歩くチカラ」のカットオフを組み合わせることで何が言えるかというと、

生活範囲が狭小化し活動量が低く、さらに転倒確率が高いということが判断できます。

言い換えると、

「引きこもりがちになる」➡「身体機能が低下する」➡「歩けなくなる」➡「転倒リスクが高まる」➡「移動する自信を失う」

という負のサイクルに陥るとということです。

そして、

これは多くの先行研究で証明されています。

ここからわかることは、

生活のひろがり」や「歩くチカラ」を評価することで、

身体機能や生活状況の予後予測が図れ、

引いては介護認定まで予測することが出来るということです。

リハビリサービスの必要な地域在住高齢者を客観的な評価によって見出し、

シームレスにリハビリサービスを提供することは、

ウェルビーイングを高めることに繋がります。

また、客観的な評価で正しくリハビリサービスの必要性を見出すことは、

余剰なリハビリサービスを避ける事にも繋がります。

結果として、

社会保障制度の理念と財源を守ることにもなると思っています。

私たちリハビリセンターきずなでは、

これからも多くの高齢者と地域の健康発展に向けて、

リハビリサービスの提供に尽力していきます。

これからも

皆様の手厚いご協力をよろしくお願いいたします。