毎日1.5ℓ 飲んで健康! 水分不足は万病のもと!!

みなさん、こんにちは。

リハビリセンターきずなの理学療法士の梅尾です。

今回、取り扱うテーマは脱水・水分不足です。

水分補給が重要であることは皆さんご存知ですが、

それでも多くの方が水分不足傾向にあります。

特に、高齢者は体内の水分を保つことが難しいため、想像以上に脱水に陥りやすい状況です。

少しでも多くの方に正しい水分補給の重要性について理解して頂くために解説します。

【 健常者の水分必要量 】

人間のカラダに占める水分比率は、幼児期80%、成人期60%、高齢期50%となり、加齢とともに水分が欠乏していきます。

体重50kgの高齢者だと、25リットルが水分であり、もし水分が蒸発してしまうと、たった25kgしか残りません。

それだけ、カラダの細胞の隅々まで水分が必要であるということです。

【水分の欠乏と深刻な症状】

上図は、水分の欠乏比率によって、生じる症状をまとめたものです。

体重50kgの高齢者の場合、1~2%(250-500cc)を欠乏すると意識障害を起こしてしまいます。

たったペットボトル1本ほどの量です。

この意識障害は、排尿の中枢機能低下を引き起こし「失禁」に至ったり、認知力低下を起こしBPSDなどの異常行動なども引き起こすと言われています。

【発熱・循環機能への影響】

水分減少が2~3%(体重50㎏の人で500~750㏄)に達すると、体温上昇が生じます。

体内(細胞レベル)では、生命活動により常に発熱(蓄熱)が生じておりますが、「水分の蒸発(不感蒸泄)」によって、体温を下げています。

よって、脱水すると体温が上昇しやすくなります。

とくに平熱が低い高齢者は、36.6℃を越えたら発熱していると考えてもよいでしょう。

脱水傾向にある場合、ドロドロ血となり脳梗塞などのリスクも高まるので注意が必要です。

熱発傾向が確認された場合は、しっかりと飲水することが肝心です。

【運動機能低下への影響】

水分減少が5%(体重50㎏の人では1250㏄)に達すると、運動機能低下が発生し、ふらついたり持久力が低下し、転倒リスクが高まります。

急な体重減少の場合、脱水などの可能性もあるので、やはり飲水が欠かせません。

【水の働き】

体内で水分は、慌ただしく全身を駆け巡っています。

血液が良い例で、心臓から出て、たった50秒で、心臓に戻ります。栄養や老廃物の輸送、細胞や臓器などの機能維持など生命活動には欠かせない重要な役割を持っています。

そんな水分ですが、すぐにカラダから失われていきます。

上図の左側が、カラダから排出される水分を表しています。

「尿」が最も多く1500㏄、汗などの「不感蒸泄」が1000㏄、「便」が300㏄ほどとなっています。

これらの情報からもわかるように、ペットボトル1本分の水分は数時間と掛からずに体外へと排出されます。

細目に多くの飲水が健康維持にとって必要であることは、言うまでもありません。

【少しずつ頻回に飲水しよう!!】

ここまで解説してきたとおり、人間にとって水分は必要不可欠なものです。

特に高齢者では、日常的に脱水状態に陥っている人も多く、自覚症状も無いため、とにかく意識的に水分摂取することが大事です。

毎日1500㏄を飲水目標に頑張りましょう!

オススメは、750~1000㏄ほどの水筒を常備し、一日2回飲み干すというのが管理しやすく、飲水量を実感しやすいと思います!

ぜひ、チャレンジされてください!

今回のニュースが少しでも困っておられる方の発見に、

役立ちましたら幸いです。