人生が楽しくなる!!知的謙遜を高める19のコツ

皆さんこんにちは!

合同会社リアングループ代表の梅尾潤一です。

本日は、知的謙遜シリーズ第二弾をお届け致します!!

長編となっておりますので、PDF版もご用意しておりますのでご活用ください!

【本紙の目的】

 ・知的謙遜について理解し、実践することで、自己成長、チームワークの向上、育成力を伸ばす。

 ・知的謙遜という概念を仲間や家族と共有し、本当の絆を結ぶ。

《知的謙遜の行動指針》 (ジョージメイソン大学開発 ①~④)

ここで紹介するのは、トレーニング方法というよりは、行動指針に関する内容です。

以下の①~④の内容を、理解して日々の仕事や生活の中へ取り込むことで、自分や周りの人の知的レベルが向上します。かつ、人間関係の改善にも繋がります。是非、ご夫婦で取り組んでみることもおススメします。そんな姿を子どもが見て育つと知力や幸福度が高まります。

 情報源の複数化を図る

情報が偏ると思いこみが発生しやすいため。

(もし、間違った情報しか与えられないと、その情報しか信じることが出来ない。)

反対意見も含めた情報にも触れることで、思い込みに気付くことが出来る。

(「オレは思い込みが無いんだ!」という、思い込みを無くす。) 

 自分は客観的ではないということを定期的に認識する

客観的ではないと認識することで、客観性を高めるため。

(自分は常に客観的である主観的な思い込みを減らす。)

意思決定の際に自分は客観性が不足しているのではと立ち止まる。

(客観性が不足していると思うこと自体が客観性を高める契機となる。) 

 他者との異なる意見のベストポイントを見つける癖を身につける

他者の意見に対して良い点を見つけることによって、尊重力を身につけるため。

(尊重力が向上し、相手との関係も改善し、さらには良い意見も取り入れることが出来る。)

 他人の視点を採用する

他人の視点を使い、自分の思考の限界を超えるため。 

(自己成長には、他者の視点や意見も必要である。成長もただの自己満足では意味がない。)

「もし〇〇さんだったら、どう考えるかな」という風に他者視点で考える。

(相手の視点になる力を身につけると協調性が身につきます。)

(しかも、“誠実な人” や “憧れの人” の視点になろうとすれば、その人の能力が手に入ります。)

《知的謙遜のための介入行動(心理学的なトレーニング)》 (デューク大学・ケンブリッジ大学開発 ⑤~⑲)

ここから紹介するのは、介入行動という「知的謙遜能力」を高めるための練習です。

(ちなみに、ボクは全然出来てないですが 。。。。泣)

この介入行動を練習することは、実は既に実践していることと同じです。

やればやるほど、知的謙遜能力も高まりますし、「自己成長」「失敗の回避」「人間関係の改善」などの恩恵も得ることができます。

これも、能力を獲得したら終りではなく、人生という旅路を知的謙遜という武器をもって歩んでいこうという気持ちが大事なのかなと思います。

【 他人の意見を尊重するための介入行動 ⑤~⑧ 】

 他人の意見を遮らずに聞く練習 

傾聴力を鍛えるため。

(結果的に相手の信頼を得て、自分の話しを聞いてもらうことが出来る。) 

心理的安全性を高めるため。

(不安や恐怖なく自分の意見を伝えられる状態)             

 自分が理解することが出来ない相手に対して、肯定的に聞く練習

傾聴力を鍛えるため。

心理的安全性を高めるため。

迎合力を鍛えるため。

(人は、「理解してくれる人」を “理解” しようとする。まずは、理解しようとする姿勢が大事。)

  自分と真逆の意見の人を見つけ、話しを聞く練習

自分が持っていない、新たなアイデアを与えてもらうため。

心理的安全性を高めるため。

 他人の意見を自分の意見と同じくらい大切にする練習

自分の意見だけでなく、他人の意見の正しさの証拠(エビデンス)を探してあげる。

(事実を探求する能力が高まる。)

心理的安全性を高めるため。 

【 自分の知識からエゴを切り離す介入行動 ⑨~⑬ 】

 自分に対する批判的な意見に対して、自分を攻撃していると思わない練習

あえて、自分を批判にさらすことにより、自己統制感を失わずに対応出来るようになる。

(意図的に批判を受けることにより、攻撃を受けることが想定内(自己統制感内)と思える。)

自分を攻撃していると思わず、勉強(経験)させて頂いていると思えるようになる。

(攻撃されていると思わずに、相手の意見を吸収しようとすることで自己成長が促進する。)

 誰かに批判的な意見を出すときに、事実だけを伝える練習

意見から事実だけを抽出し、感情や私見などを切り離す。

(事実を見極める能力を高めることで、人間関係を良好に保ったまま問題解決にあたれる。)

 自分の意見を言う場合に権威や保有資格を使わない練習

自分の意見を言うときに「〇〇部長が、こう言ってたからさー」というような権威を使わない。

(自己利益のために権威力を使って相手を説得するのではなく、事実を元に理解を促す。)

「オレは理学療法士って資格を持ってるんだから言うこと聞きなさい」と言ってはダメ。

(自己利益のために保有資格を使って相手を説得するのではなく、事実を元に理解を促す。)

 しかし、研究論文を使って「△△教授が、こう発表してたよ」は、科学的根拠があるのでOK!!

(可能な限り、思い込みで話すのではなく事実を使って意見を出すこと。)

 自分の努力で達成した物事を他者のおかげと公表する練習

「自分のおかげで達成したんだ!」、「上手くいったのは、自分の手柄だ!!」と公言したくなるが、それを「みんなのおかげ」と感謝すること。

(みんなが協力的になるし、返報性の原理でさらに大きな利益に繋がる。感謝という投資。)

ただし、自分を卑下する必要はなく「自分も努力したけど、それ以上にみんなの助けがあったおかげだよ」と言えるようになる。

(自分を貶める必要はなく、自分の努力したことや事実は提示してもよい。)

  批判されたときに自分のカラダにマインドフルになる練習

例えば、傷つくことを言われてイライラしたときに、「耳が熱くなる」「コブシをぎゅっと握った」などカラダに起こる変化にマインドフルになる。

(マインドフルになることで自己統制感を取り戻し、思考力の改善と自律神経が整調される。)

【 自信過剰を防ぐための介入行動 ⑭~⑯ 】

ヒトは、他人より優れていると思う傾向にあります。

心理学では、平均点以上効果(自己高揚バイアス)と呼ばれるものです。(バイアスとは、思い込みのこと)

アメリカの調査研究で判明していることは、

自分を “平均以上” だと思っている人  70

自分は “平均並み” だと思っている人  28

自分は “平均以下” だと思っている人  

ということで、

多くの人は、自分が実際の能力が平均以上だと思い込む傾向にあります。

「自分は、あの人よりちゃんとしている。」

「私の方が能力が高いんだ!!」

「私は、人一倍健康に対して気を付けているから大丈夫」

という具合です。

こんな発言をしている人を見て、

みなさんは、「いやいや、違うじゃん」 「人のことを批判してるけど、あなたも出来てないよ~」 「自分のことを棚上げしてー」と思ったことないですか?

 これも結局は、他人より自分は出来ていると思っている “思い込み” がこう言わせているのです。

 だから、日頃から以下のような練習をしていきましょう。

 間違いをちゃんと認める練習

自分は出来ているという思い込みを無くし、事実を冷静に受け止めるということ。

  「絶対に、間違いない、明らかに」という断言表現を使わない練習

まさに、自信過剰者が思い込んでいる典型的な表現手段。 

恥ずかしながら、ボクはしょっちゅう断言表現を使ってますね(泣)

 他人に物事を伝えるときに、情報源(研究論文など)を入れて論理的に伝える練習

情報源という事実を伝えて、過剰な自信を抑制する。

(出来るだけ事実を使うことで、事実以上にも事実以下にも思い込まなくなる。)

情報源となった研究論文などを元に論理的に話しを構成する。

(情報源の論理的構成なども参考にしながら自分なりに論理構築していく。)

【自分の立場を柔軟に変えるための介入行動 ⑰~⑲】

相手の立場になり、相手が理解しやすいようにコミュニケーションを図ることです。

ダメな例として

「俺たちの時代は、これだけ苦労してたんだ。お前たちは楽でいいよなぁ」というような先輩風を吹かせるようなことはアウトです。

 意見が異なっても、妥協点を探していく練習

健全な人間関係を構築するために重要な相互努力を行う。

(意見の相違点ばかり意識するのではなく、お互いにとって努力し合える妥協点を見つけること)

 重要な物事で “自分の意見を曲げれず” に “失敗したエピソード” を誰かに話す練習

友人や同僚に「あの時、プライドが高くて意見を変えれず失敗したんだよー」と話すということ。

  (自分の “失敗エピソード” を話すという行為は、相手にとって “自分の立場が遜(へりくだ)る” ことになる。そのため、自分の話しを聞いてもらいやすくなる。失敗しない人間が失敗する原因はコレ!完璧人間と思われると、それが人間関係を構築する足枷となる!

 自分が持っている証拠に対して、「自分の考えを変えた証拠って何?」と自問する練習

つまり、証拠に踊らされるのではなく、その証拠に対して「自分がどう考えが変わったのか?」  「その証拠は自分にとって何なのか?」と自問するということです。そうすることで、外部(他人)からの意見に踊らされなくなります。

逆を言えば、相手の持っている証拠(事実)に対して立場などの影響を受けずに冷静に意見し合えるようになるということです。

「〇〇社長が言ったから間違いない!」や「△△のように研究発表されたから絶対だ!」のように、与えられた証拠(一つの事実)に対して、妄信してはいけないということです。大事なのは、自分の頭で考えて、自分の想いとして語ることが大切であるということです。

さいごに、

「知的謙遜能力を高める19のコツ」は如何でしたでしょうか?

難しいなぁと思われたと思います。

実際、全部出来るようになると “聖人君子” のような人間になれると思います(笑)

ボクが大事だと思うのが、“出来た” か “出来なかった” というよりは、やり続けようとする意志が大事なのかなと思います。

それが、自分の成長にも、良好な人間関係の構築にも、子育てにも少しずつ良い影響を与えていくと思います。

ちなみに、私もパートナーと一緒に実践しています。

もちろん、意見の食い違いが生じることはあります。

しかし、「知的謙遜」を意識するだけで仲違いをすることはなくなりました。

そして、そのおかげで、今まで以上に人生が楽しいなぁと思えるようになりました。

よかったら、みなさんもご家族と一緒に取り組んでみてください!!