「ストレス日記」~ストレスの急所をとらえる!~
こんにちは。
リハビリセンターきずなの理学療法士、梅尾です。
今回は、ストレスの根本解決に有用なツールである「ストレス日記」について記事をまとめてみました。
私自身、過去様々なストレスで苦しめられてきました。
馬鹿にされたり、仲間外れにされたり、厳しく叱責されたりと数えればキリがありません。
同じ経験で悩まれた方もいるのではないでしょうか?
当時、自分がストレス解消に向けて取り組んでいたのが、とにかく「紙に書くこと」でした。
気が弱い自分は、言い返したりすることが出来なかったので、記録することしか出来なかったのです。
しかし、この記事を学んだ今では、それが良かったんだなと思います。
そこで、今回の記事をご紹介しようと思いました。
ぜひ、最後までご覧になって、良かったら実践されてみてください!
では、ここから本編を始めていきます。
仕事のトラブル、嫌なニュース、通勤ラッシュ。
原因はどうあれ、日々の暮らしでストレスを感じない人はいません!!
むしろ、気付いていないストレスもあったりします。
昨今では、うつ病などのメンタルヘルスに関心が高まっています。
付随して、多くの「ストレス解消法」がニュースや記事に取り上げられました。
ストレスを解消することは、非常に素晴らしいことです!
しかし、如何がでしょうか?
根本的な解決に至っている人は少ないと思います。
なぜなのか?
それは、自分のストレスの原因やレベルを把握していないからなのです。
・ もっとも発生回数が多いストレスはなんだろう?
・ ストレスに対して、どんな感情を持つ傾向があるだろう?
・ いつも自分はどんな対策を取り、それはどれぐらい効果を上げているだろう?
こういったポイントをつかんでおかないと、せっかくのストレス解消法も効果が半減してしまいます。
そこで、効果的にストレス解消するためにご紹介するのが「ストレス日記」というものです。
≪日時≫
ストレスを感じた日付と時間を記入します。
≪ストレス≫
ストレスの内容を簡潔に記入します。
≪幸福度≫
そのストレスを受けたせいで、気分がどこまで落ち込んだかを10点満点で採点します。最低の気分なら0点で、最高の気分なら10点です。
≪感情≫
そのストレスに対して、どんな感情を抱いたかを記録します。「怒り」「悲しみ」「イライラ」など、気持ちを正確に表せる言葉を探してください。
≪生産性・活動性≫
そのストレスを受けて、自分の生産性・活動性がどう変化したかを10点満点で採点します。いかにストレスが強くても、いつもと同じように働いたり日常の雑用をこなしたりすることが出来ていれば10点、何も手につかなくなったのなら0点です。
≪ストレス源≫
「上司」「子ども」「ネットニュース」など、あなたにストレスを与えた原因を書きます。
≪身体反応≫
ストレスを感じた後、体にどんな変化が現れたかを記録します。「頭痛がした」「胃のあたりが重い」「手のひらに汗」のように、簡潔に書き込んでください。
≪対処レベル≫
そのストレスをどれだけうまく対処できたかを書きます。「全然ダメ」「怒りが爆発した」「まぁまぁ」ぐらいの表現で、シンプルに書き込んでください。